点検・整備の内容 2
POSTED ON・2019/04/26 / CATEGORY・整備
整備の関根です。
今回も、ブレーキ点検の内容です。
前回はディスクブレーキの点検方法を、紹介させて頂いたので、
今回はリアブレーキに多く使われている、ドラムブレーキの、
点検方法を紹介させて頂きます。
ドラムブレーキです。
これを、バラバラにして点検して行きます。
まずは、ブレーキシリンダーを点検します。
ブレーキシリンダーです。
これも、分解していきます
ブレーキシリンダーの中身のピストンです。
これは、かなり汚れが酷い状態で、固着寸前でした。
本来なら、シリンダーごと交換した方がいいのですが、
今回は、諸事情により、清掃で対応します。
紙ヤスリでシリンダーとピストンを軽く磨き、ゴムパーツ(カップ&ブーツ)を、交換します。
後は、分解したドラムブレーキの、ブレーキ シュー(ディスクブレーキのパッドにあたるパーツ)に
鳴き防止の面取りと、グリスを塗って組み上げていきます。
後、ブレーキのすき間やサイドブレーキ引きしろを、確認・調整して完了です。
ドラムブレーキは、車種によって構造が、かなり違うので大変です。
ブレーキは、とても重要な部分です、シッカリ整備しておきたい所ですね。