点検・整備の内容 3
POSTED ON・2019/05/11 / CATEGORY・整備
こんにちは、整備の関根です。
今回も、ブレーキ系の点検内容の紹介です。
ブレーキキャリパー&ドラムブレーキの整備が出来ましたら、
ブレーキフルードの交換を行います。
クルマのブレーキは、ブレーキペダルを踏んだ力をこのブレーキフルードの油圧で、キャリパーやドラムブレーキに力を伝えている、大切なフルード(オイル)です。
このフルード!弱点がありまして、空気中の湿気を吸収して、性能が劣化していまい、フルードの中に気泡が出来やすくなり、ペダルの踏んだ感じが甘くなったりブレーキの効きも悪くなったりします。
なので!
定期的な交換が必要になります。
交換方法
ブレーキマスターシリンダー(踏力を油圧に変えてる部品)にフルードタンクが有るので、新しいフルードをセットします。
そして、二人一組でブレーキペダルを踏む者と、ブレーキから古いフルードを抜く者でフルード交換を行っていきます。
最近では、機械で圧力かけて交換する物もありますが、
これは、昔ながらの交換方法。
ブレーキフルードを抜く場所は、フロント2ヵ所・リア2ヵ所の
計 4ヵ所あり、全ヶ所順番に作業していきます。
最後にタンク内のフルードを規定量に合わせてフルード交換完了です。
ブレーキフルードは2年間で、結構劣化しています。ぜひ、車検時には交換しておきたいフルード(オイル)ですね。
これ以外にも、ブレーキフルードの漏れやブレーキホース異常なども、
点検整備の内容です。
フルードって?作動液のことで、主成分がアルコールの為
オイルではなくフルードって呼ぶらしいです!