セレナ 信号待ちにエンジンストップ
POSTED ON・2021/12/04 / CATEGORY・整備
こんにちは、整備の関根です。
お久しぶりです。
今回は、突然エンジンが止まってしまった セレナの修理です。
信号待ちで停車時に、エンスト!
再始動も出来ない状態での入庫でした。
セレナの現状を確認すると、
始動不良は、バッテリの劣化が原因でした。
バッテリが弱っている時に、エンジン始動に時間が掛かりスターターを動かす力が無くなてしまったのでしょう。
で、バッテリ交換となるのですが、
セレナのバッテリはアイドリングストップ用バッテリを
大小2個も搭載している為、中々の金額・・・
バッテリ交換でエンジンは始動できるようになりました。
次に突然のエンストの原因。
故障コードを調べると、EGRバルブ不良のコードが残っていました。
EGRバルブとは、排気ガスもう一度エンジンの燃焼室に送り排気ガスの有害物質を減らし、燃費も良くする部品です。(詳しくは調べてください。)
では、EGRバルブ外して見ましょう。
このエンジンのEGR、かなり奥まった所に有り、
インテークマニホールドを外さないとEGRバルブは見えてきません。
インテークマニホールドを外す為に、ワイパー&モーターやカウルトップなども外しておきます。
目的のEGRバルブです。
右後が外した部品です、黒い部分がカーボンで、バルブを動かすシャフトにも、カーボンが付着し、これが原因でバルブの動きが悪くなりエンストの原因になったのではないかと思います。
おしまい