パジェロ エンジンオイル漏れ修理
POSTED ON・2022/01/19 / CATEGORY・整備
こんにちは
整備の関根です。
今回はパジェロのエンジンオイル漏れの修理。
実際には漏れと言うよりも、滲みに近い症状ですかね。
作業は、タペットカバーパッキンの交換になります。
タペットカバーパッキンとは、
エンジンのヘッドの上側に付く蓋の役目をしている部品のパッキンです。
ゴム製パッキンなんですが、ゴム製品の為、時間とエンジンの熱などで硬化してしまい、
オイル漏れを、起こしてしまいます。
作業させて頂いた、パジェロです。
タペットカバーパッキンからのオイル漏れは、
ほぼ全てのクルマで起こる症状ですね。
パジェロはV6エンジン。
インテークマニホールドを外す作業が必要となります。。
ジャンジャン、パーツを外して行きます。
インテークマニホールドが外れた所です。
(ここまで外すのにも、結構時間かかってますよ。)
これから、やっとタペットカバーパッキンの交換、しかもV6なので
左右バンクの交換です。
左バンクのタペットカバーを外した所。
右バンクの画像
オイル交換をマメに行っているクルマなので、
エンジン内部はとても綺麗でした。
タペットカバーからパッキンを外すのが、また大変で、
プラスチックの様に固くなって、張り付いたパッキンをプライヤーや
ドライバーでこじったりしながら取り除き、新しいパッキンに交換します。
作業に集中していて写真、忘れてしまいました。
今回の作業、本当はスパークプラグとプラグコードの交換が目的でした。
スパークプラグもコード交換も、インテークを外す作業でだったので、
滲み始めていたパッキンの交換も行いました。
一緒に作業する事で工賃の節約!
あとは、外した部品とカプラーを戻していきます。
もう一つ、忘れずに交換しておきたいOリングが、
カムシャフトのリアカバーのOリング。
このパーツも劣化してオイル漏れの原因になります。
これも交換しておきます。
このパジェロもオイル滲んでました。
パジェロも新型が出なくなり、歳を重ねてきて、
手のかかる事も多くなって来ていますが、
コレからも大切に乗り続けてください。
ありがとうございました。